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梅雨のカビ対策 ファブリック類のお掃除ポイント

カーテンやテーブルクロス、カーペットなど。室内にはあらゆるファブリック類があります。ファブリック類は大物のため、頻繁に洗濯をしたりクリーニングに出せるわけではありません。そのため、どのご家庭でも長期間使用する事がほとんどでしょう。そんなファブリック類には気が付けば多くのカビが発生している場合も…。日頃からファブリック類のカビ対策を心がける事が大切です。

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カーテン

カーテンに発生するカビの主な原因は窓に発生する結露。カーテンの裏側が結露によって窓にぴったりはりついて、気が付けばカビがびっしりという事も。結露は一般的に冬に多く見られるイメージがありますが、実は梅雨の時期も起こりやすい環境にあります。梅雨は室内の湿度が上昇しやすい上に部屋を閉め切っている事が多いので、換気の機会が少なく外気との温度差が生じやすくなります。窓についた結露はこまめに拭き取るように心がけましょう。また、カーテンは頻繁に洗濯するものでもないので、長い間ホコリや汚れを吸収し続け、知らない間にカビの温床になっている場合も。出来ればカーテンは梅雨入り前に洗濯し、冬の間についたホコリや汚れなどを十分に落としておきましょう。また梅雨明け後にも再度洗濯すると安心です。

 

クッション

クッションは人の汗や食べこぼしなどで、意外にも汚れやニオイが気になる場所でもあります。案外、肌に密着する事も多いので、季節の変わり目などを目安に洗濯するようにしましょう。

 

衣類

衣類カビの発生に気をつける必要があります。こまめな洗濯を心がけ、スーツなどは早めにクリーニングに出しましょう。クリーニング済みのスーツはビニールカバーをすぐにはずして、湿気からスーツを守りましょう。

 

テーブルクロス/ランチマット

テーブルクロスやランチマットなどは食べカスなどによる汚れが原因でニオイが残りがち。これは洗濯を繰り返してもなかなか消えません。洗濯後に漂白をして再度洗濯をし、最後に乾燥機にかけるなど対策が必要です。また、テーブルクロスなど大きめのものは、洗濯をするとなかなか乾きにくく、そのため梅雨の時期には完全に乾いてしまう前に細菌が繁殖して、これがニオイの原因となる場合も。さらにテーブルクロスやランチマットは、日常的に使うより時々使う方がかえって収納中に細菌が増殖している場合があります。汚れがついたまま梅雨の時期を迎えるとカビやニオイの元に。梅雨入り前に一度洗濯をして完全に乾いてから使用するようにしましょう。

 

カーペット

カーペットは食べこぼしやほこりなど、日常生活の中ではどうしても汚れやすくニオイも付きやすい所。また厚手なため雑菌が蓄積していきそれが原因となってカビが発生したり、またダニなどもつきやすくなります。日頃よりこまめに掃除機をかけたり、天気の良い日に天日干しをしてホコリを叩き出します。洗濯が出来る素材であれば定期的な洗濯が効果的。また、専門の業者でカーペットクリーニングを3~4年に1度ほど出すなどしてカーペットを清潔に保ちましょう。

 

マットレス

睡眠中、人の体からはおよそコップ2杯の水分が出ていると言われています。その水分がマットレスの裏側まで通過してそこにカビが生えてしまう事も。そのままマットレスを使用するとそれが原因で体調不良になってしまう場合もあります。しかしマットレスは洗濯をする事ができません。定期的に風通しの良い場所に陰干して乾燥させると良いでしょう。また、カーペット同様専門の業者でのクリーニングをお願いしましょう。

 

寝具類

敷ふとんは睡眠中にかいた汗などの水分を含んで案外湿気が多いもの。床に敷ふとんを直接敷いていると、気がつかない間に布団の裏にカビが生えている場合も多くあります。布団は敷きっぱなしにせず、極力押入れにその都度収納するのが理想的です。使用後の布団は一晩中人の汗を吸収していますので、しばらく乾燥させてから収納すると良いでしょう。定期的な洗濯はカビ防止にはやはり有効。 最近は、寝具類にも使用出来る洗濯機も増えてきていますのでこまめな洗濯を心がけましょう。自宅で出来なければ専門業者に任せましょう。カビの予防としては、梅雨入りの前に寝具類を風通しの良い所で干しておくと良いでしょう。

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