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梅雨のカビ対策 洗濯機のお掃除ポイント

衣類を清潔にするための洗濯機。ひと目では分かりませんが、実は洗濯槽の裏側が知らない間にカビに占領されている場合も…。緑のピロピロとしたわかめの様なカビと言えば思い当たる方もいるでしょう。洗濯機は、密閉度が高いためただでさえ湿気がちになりやすく、その上衣類から出る汚れや水垢、洗剤カスなど、カビの好む条件が揃っているため梅雨の時期は特に注意したい場所です。そのまま放っておくと、衣類をカビで汚したり、アレルギーの元となってしまうかもしれません。

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洗濯槽のお掃除方法

洗濯槽の掃除は、通常は3ヶ月に1度のペースで行いたいものですが、梅雨の時期は月に1度集中的に行うと良いでしょう。また、目につきやすい洗濯機本体についている汚れなどカビの原因となりやすいものは、気がついた時にその都度拭き取りましょう。特に気を付けたいのが、ゴミポケットを取り付ける部分。案外カビが発生しやすい場所ですので、使い古した歯ブラシなどで入念にお掃除します。洗濯機を湿気の多い場所に置いているご家庭は、設置場所を一度見直してみましょう。カビの繁殖を防ぐには、湿気の少ない場所の方が適しています。また、ベランダや玄関前など屋外に洗濯機を置いている場合、使用していない時はカバーをかけるなどして、雨やホコリなどの汚れから洗濯機を守りましょう。

 

洗浄液別 洗濯方法

洗濯槽の裏側を洗浄してカビやカビの原因となる汚れを除去します。洗浄に使う洗剤は以下の様なものがあります。

洗濯槽専用の洗剤
洗濯槽専用の洗剤が各メーカーから市販されています。 使い方は洗剤を洗濯槽に入れ数時間置き、あとは洗濯機を通常通り回すだけ。最も手軽な方法ですので誰にでも簡単に出来ます。
漂白剤
洗濯槽に水をためて漂白剤500mlを入れて約2~3分間洗濯機を回します。 運転が終わったらそのままにして一晩置き、翌日洗濯機を通常通り回し排水をします。
お酢
洗濯槽にためたお水にお酢を入れて、約2~3分間洗濯機を回します。 お酢の割合は、お水約30Lに対し約300mlが目安です。 運転が終わったらそのまま1~2時間ほど置き、その後に洗濯機を通常通り回し排水をします。 汚れやニオイが特にひどい場合は、一晩そのまま置いた後に洗濯機の運転と排水を行いましょう。

 

洗濯槽掃除の専門業者

アトピー性皮膚炎などアレルギーがあるなど、カビが原因となって人体に影響を及ぼすなど状況が深刻な場合は、洗濯槽の汚れを完全に落とす必要があります。その様な場合は洗濯機を分解してクリーニングをするのが効果的ですが、各家庭で行うのはリスクを伴いますので専門業者にお願いするようにします。

 

洗濯時のポイント

汚れた衣類を洗濯機の中に入れておかない

その日着た衣類をそのまま洗濯機に入れて、ランドリーボックスの様な使い方をしているケースが見られますが、汚れた衣類を洗濯する前まで洗濯機の中で保管するのは避けましょう。洗濯槽は、湿気がこもりやすい上に、汗や皮脂などの衣類の汚れや水垢などがカビの栄養源となり、知らない間にカビの温床になっている事も。必ずランドリーボックスを用意して、洗濯するまではここでしばらく汚れた衣類を保管しておきましょう。ランドリーボックスは、竹や籐などのバスケットやメッシュ素材など、湿気がたまりにくい通気性の良いものがおすすめです。

 

洗濯後は洗濯槽のふたを開けておく

洗濯が終わったら1時間ほど洗濯槽のふたを開けておきましょう。洗濯槽を乾燥させる事でカビの繁殖を妨げることが出来ます。

 

洗濯が終わったらすぐに衣類を干す

洗濯が終わった衣類をそのまま放置せず、すぐに洗濯機から取り出して干しましょう。生乾きの衣類を洗濯機の中に置いたままにすると、湿気がこもり洗濯槽のカビの原因になってしまいます。

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