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梅雨時期の洗濯物の干し方、乾かし方

部屋干しで最も気になる洗濯物からの嫌なニオイ。ニオイは、洗濯の際にきれいに落ちなかったたんぱく質や皮脂などの汚れが洗濯物が乾燥するまでの間に酸化し、それが原因で雑菌が繁殖して起こります。湿度が高い梅雨の時期は洗濯物の乾燥に時間がかかり、特にニオイが発生しやすい状態となっています。また、濡れた洗濯物が原因で室内も湿気がちになるため、部屋自体のカビ繁殖にも影響を与えてしまいます。ニオイを防ぐには、「温度」「湿度」「風」の3つをうまくコントロールする事が大切。そこで最も重要となってくる部屋干しのポイントは「短時間で洗濯物を乾燥させる」事です。ここでは、それを実践するための具体的な方法をご紹介します。

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換気と除湿を上手に行なう

洗濯物を素早く乾かすためには、室内での風通しを確保する事が大切。風の通りが良くなると、空気が上手く流動し除湿につながります。空気が動かないと、室内に湿気がたまってしまい洗濯物がいつまでも乾かなくなってしまいます。部屋干しをする時は、窓やドアを2ヶ所以上開けて室内の換気をきちんと行いましょう。この時、この2ヶ所の窓やドアが対角線上になっているとより効果的。ただし雨の日は湿気がちになり逆効果なので避けましょう。その様な時の換気には以下の方法がおすすめです。

換気扇
部屋干しには換気扇のある部屋が良いでしょう。換気扇があれば、室内の湿気がこもらずに洗濯物がより早く乾きます。換気扇がある浴室は、洗濯物の部屋干しに向いています。
扇風機
扇風機は、洗濯物を早く乾かすのに大変役に立つアイテムです。扇風機の風を洗濯物の下から直接あててみましょう。洗濯物から風が通り抜けていくように窓をあけたり、また、換気扇を併用するとさらに効果が増します。扇風機は消費電力が大変低い家電ですので、省エネにもなって一石二鳥。扇風機の代わりにサーキュレーターを使うのもおすすめです。
除湿機/エアコンの除湿機能
風が吹き出すタイプの除湿機を、洗濯物に直接風をあてると洗濯物の乾きを早めます。除湿機はお部屋の広さに合ったものを選ぶのがポイント。湿度をコントロールする事が出来る除湿器を使うのがおすすめ。エアコンについている除湿機能を代用してもOKです。
新聞紙
梅雨に使えるアイテムと言えば新聞を思い浮かべる方も多いはず。除湿効果のある新聞は、洗濯物を干す時にも大活躍してくれます。部屋干しした洗濯物の下に、新聞紙を数枚広げて置いてみましょう。洗濯物から出る湿気を吸収し、洗濯物が早く乾くのを助けます。また防臭効果も期待できます。

 

効果的な干し方を実践する

洗濯物は出来るだけ生地が重ならないように、十分に広いスペース取って干すのがコツ。湿った洗濯物同士がくっついてしまったり、狭いスペースで密集させすぎて干すと、その分乾燥するまでに時間がかかってしまいます。洗濯物は重ならず、空気が洗濯物の間を通るように干しましょう。また、一度に洗う洗濯物の量を少なめにするなどの工夫も必要です。

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